なんとなくはじめた日記

でっこぼこの散歩道。立ち止まって考える。死までの待合室

でっこぼこの散歩道

障がい者と労働

 

母が言っていた

健康な体があるのに、B型作業所へ行くのは勿体ないと

私もそう思っている

だけど、今住んでいる場所は、選択肢がなさすぎる

自分に合った環境なら、仕事は全然苦にならない

仕事をすることはすきだけど、職場環境に問題がある

圧力とか適当な所がある会社は、縮こまってしまい、できないことをできると言ってしまう

まだ若いから と何かにつけて言われるけれど、そんな言葉に安堵できるような人生ではない

精神疾患で就職に失敗し、70歳でB型作業所へ通所している人もいる

私の通う作業所は定員オーバーしているけど、ほとんど週に1、2日しか来れないので、定員オーバーしても平気だと言っていた

私は週4日出るけど、毎日会う人が違うと思うと職員さんは笑っていた

それだけ障がい者を受け入れる仕事環境が少ないということ

そのうち環境に慣れれば、週5日にして貰う

 

何もせずに仕事を探すより、そうして作業所に通って様子を見ながら他の可能性を考えた方がいいように思う

東京の時ですら、仕事がなかった

あまりにもないので、一般就労で働くも上手くいかず、しばらく復職できずに心を閉ざした

それから再び、動ける精神状態になったので障がい者枠のトライアル雇用の面接に行くも、まったく障がいに理解のない面接者しかおらず、怒りと共に帰宅した

幸いなことに、私の行っていた東京のハローワークには障がい者専用の階があって、そこの担当者さんがとてもやさしい人だったので、なんとか通うことができた

あまりにも求人がないので、一般も視野に入れようかと…と言うと、「私の経験上、一般就労で仕事を始めた障がいのある方は、ほとんどがまたハローワークに戻って来ます。なので、自己判断にお任せしますが、私はおすすめ出来ません」と言われた

そのハッキリとした言い方に、自分が今まで退職した理由がわかった気がした。自分を責める必要はなかったのかもしれない とも思えた

それから時間だけが過ぎ、心が急降下していた時、隣の埼玉にあるA型作業所を勧めて貰った

私の住む場所から自転車で行ける距離で、作業所には珍しく交通費が半分出るという良さもあった

そこが良い場所だったので、仕事をする楽しさに目覚めた。ありがたい

今はその時の成功体験を胸に、なんとか生きている。その時のことは、また思い出す日が来ると思うので、その時に話そう

中卒で精神障がい者手帳を持っている。世間からは、冷たい眼差しがあると思う。だけど、いいやって思う。どう転んでも、私の人生はつらいはずなので

一生懸命やってれば、いつかは報われると思うしかない

A型作業所では、とにかく仕事のことを褒めて貰ったので、私はきっと、自分が思うよりも出来の悪い人間ではないのだと、少し思えた。それでいい。自意識過剰でも、いい。落ち込んでても、人生は変わらないし

 

甘えだと思われても、生きていることを褒めて貰える環境にいたいな。日々生きていることを、肯定し合える職場っていいよね

 

とにかく、今はただ目の前のことに取り組むしかない