なんとなくはじめた日記

でっこぼこの散歩道。立ち止まって考える。死までの待合室

でっこぼこの散歩道

ちぐはぐ


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庭先で満開になっている。小さな白い花

最近、また寒くなった。霜注意報が出たらしい。母が言っていた。だけどお昼は春の格好で居ると、外は暖かい。陽射しってすごい。桜を探しに回ったけど、まだ咲いていなかった。三重はあんまり咲かないのかな。東京はよく桜を見掛けて、しあわせだった

 

今日のお昼、散歩からの帰宅後にテレビをつけた。九州で非行に走る人たちの支援をする、警察官女性を追った番組を見た。まだコロナが流行る前のものだった。すぐに変えるつもりで見たけど、これが心にぶすっと刺さり、最後まで鑑賞。気付けば涙が出ていた

両親から興味を向けられず、暴走族のヤンキーになった少年。両親からの虐待で、喧嘩漬けになり反社との関わりを持ち、この前出所をした男性。離婚後、仕事に追われ娘に興味を失くし、それを小学校側が発見し娘を保護。娘は高校生になり再び同居を始め、関係性を再スタートさせた親子。父に対しての思春期の感情に戸惑い、家出を繰り返す中学生の少女。親の覚醒剤の乱用と、知らない男と母の性行為を見せられ、日々虐待を受け保護され、児童保護施設で生活をする少年

それぞれ、色々なことを抱えている。虐待をした親本人も、幼少期に親から興味を向けられず虐待をされていた。そんなケースがほとんど。娘にかっとなり、手を上げてしまう自分が怖い と相談する女性もいた。そんな彼女も、親から同じことをされて育ち、家庭や愛情を知らずに育った為、どのように娘に接すればいいか分からず、親から受けた虐待を、娘にもするようになっていた。少年が不良になったのは、非行でも自分に興味を持ってくれる人が居たことが嬉しかったから、悪目立ちに快感を覚えた。一般人よりも、反社の人たちの方が優しくて、うれしかった。そう、悲しそうに呟いていた

深堀すると、加害者も加害者である以前に被害者だった。辛いことが当たり前で、助けて を言うことが出来ないまま大人になる。それが当たり前だと思っているから。自分の弱さを許せなくなる。人から傷つけられたことを恐れるあまり、暴力や非行に走る。自分の心の守り方を知らないから。被害者に与えた傷の重さは、加害者が一生背負う必要のあるもの。だけど、それだけでは終われない。人生は続くから。加害者が道をゆっくり進み、その支援をすることが被害者へのなによりの償いになると、支援の女性は言っていた

親からの虐待で心を閉ざした少年が、介護施設で働いてみたいと言っていた。それを聞いた支援員は、近くの介護施設に話をしに行き、一日体験をさせて貰うことになった。傷つくことに過敏に反応している今の少年は、一日目をバックレた。だけど、誰もそれを責めたりしない。引きずり回すこともない。その優しさに少年は少し心を開き、別日に変更された体験に参加した。お婆ちゃん達におやつのクッキーを運ぶ。お婆ちゃんは、頭を下げて、ありがとう と笑顔で言う。そしたら少年も、嬉しそうにしていた。それが本当に素敵で、気付いたら涙がぽろぽろ。ヤンキーの少年は、非行をしていた仲間と成人式に参加する。成人式前の話し合いで、涙を見せながら、こんな自分のことを最後まで見捨てずに居てくれた と感謝の気持ちを涙声で話した。支援員や学校の教師は、彼のその言葉に涙を浮かべていた。そこで私も、涙がぽろぽろ。みんな、支援員の女性をお母さんのような存在だと、嬉しそうに話してた

これから先もきっと、親から与えられた傷に苦しむことがあると思う。それでも、しあわせに穏やかに生きてほしい。そう願った

 

顔から首にかけてのアトピーが悪化している。母と目が合う度に、肌が汚いと言われるくらい。なんとなく、無視している

小さい頃、今よりもアトピーが酷かった。痒い痛いと泣いて、皮膚に厚塗りしたステロイドが、服にペタペタと付いて不快感が酷い状態。薬を塗りながら母は、こんな肌じゃ、お嫁に行けないよ と言っていた。外に出れば、どうしてそんなに肌が汚いの?という目を向けられる。かなり強いくせ毛で、外に出れば笑われた。どうしてそんなボサボサなの?綺麗にしな?という目を向けれた。周りは肌がツルツルして綺麗で、色も私みたいに茶色や紫ではなく、綺麗な肌色。髪も同じことをしているのに、周りはサラサラしている。私は自分の肌も髪も嫌いじゃなかったけど、あまりに可笑しな物を見る目で見られるから、なんだか自分という存在が恥ずかしく感じるようになった。望んでなった訳じゃないのに、どうしてこんな目に合わないといけないんだろう。嫌な世界だな と思った。もちろんやさしい人もいたけど、やさしい人は控え目に生きていて、私を笑う人ほど堂々と生きているので、私の目に付くのは笑う人たちだった

私がそこでその人たちに怒りを向ければ、なぜか怒りを持った私が叱られる。最低だと。これじゃあ、何も言えない。何も感情を持てない。そう思った。なので、心を閉ざして、家から出れなくなってしまった。なんだかそんな日々を思い出した。もしあの時、寄り添ってくれた人が居たら、人生はどう変わったんだろう。あやふやに、何も知識のない人が寄り添うと危険だけど、専門で仕事として扱っているからこそ感じれるやさしさがあった。あの番組の女性には

 

最近のごはん

今日は豚バラを少しカリッとさせて、春菊を入れて、最後に鰹節を絡めた。おいしかった。楽天で2000ポイント貯まっていたので、塩蔵わかめを購入。そのわかめと新玉ねぎと溶き卵を混ぜ入れてスープにした。コチュジャンも溶いてみた

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昨日のごはん

母が通販で購入した仙台牛。少しお高いお肉で、柔らかくておいしかった。牛丼にした。牡蠣の臭みがすきだけど、母は嫌いらしく、お味噌汁が少し臭ったと。なので酒を加えて臭みを消したけど、母は食べないと断固。少しもやもやした。牡蠣のお味噌汁と言えば、ほうれん草と白滝を入れるのが我が家の定番

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母が通販で購入した中に、草餅とオレンジもあった。毎日食べている。きなこ餅にしている。どれもおいしい
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一昨日のごはん

初めての手作り餃子。皮は市販の。肉々しくて、味が薄かった。けど、うれしい味がした。14個も食べた。朝から目玉焼きそばで、胃もたれした

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一昨昨日のごはん

煮魚にした。本当においしかった。脂があって、骨からするっと白身が取れて、食べやすかった。めかぶ、長芋、たらこを醤油で和えたら、おいしかった
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母の鼻と上唇の間には、大きなほくろがある。これは食に困らないほくろらしい。たしかに、贅沢な食生活をしていると思う。母自身はまったく気付いていないけど。母が家庭にいる限り、おいしい物を食べれそう

 

今日は眠れるかな。おやすみなさい