なんとなくはじめた日記

歩ける道を、ゆっくり歩くだけでいい

愛せるように

 

最近、自撮りを始めた

私の持っている一眼レフは、女性の層に向けたカメラらしく、自撮りができる

かといって、どこかに載せる訳ではないし、ナルシストだからでもない

自分の顔を知って、受け入れる為

綺麗には撮らず、ありのままで撮っている

 

今まで、自分の容姿を避けてきた

鏡を見る時は、アイドルのつもりで見ていた

鏡の向こうに、自分の容姿を愛してくれる人がいる

そんな想像をしないと、落ち込んでしまう

それくらい、受け入れることが出来なかった

最近、出先で写真を撮って貰うように習慣をつけたら、きちんと見たことのない自分の容姿が面白いと思えたので、自撮りを始めた

小麦粉や砂糖を食べるのを辞めて、以前の作業所で猛暑の中を往復1時間かけて自転車を漕いでいたこともあり痩せたので、面白いと思えたのかもしれない

それにアトピーが良くなってきているので、その記録にも良いと思っている

こんなに悪化していたのに、綺麗になってきてるなって思えるから

この社会に居ると、誰もが少なからず容姿にコンプレックスを抱えているのかもしれない

だけど、私は自分が思っている以上に、自分の容姿を受け入れられていないと感じている

学生時代に、髪質や容姿のことでいじめを受けたことが発端だと思う

それがきっかけで、異性と話すことも苦手になった

そこから自分が恥ずかしいと思うようになり、その現実から逃れる為に沢山食べた

食べて食べて食べて、それはもう太って、そんな自分がやっぱり恥ずかしくて、負のループ

気付いたら、外出することが出来なくなった

人に私の姿を見られることが、怖かった。隣のマンションから見られるのすら怖くて、カーテンを閉めきっていた

だけど私は、カメラに出逢った

目的があれば、少しだけ一歩前進できる気がした

花を見に行きたい→家にあるデジカメを持っていこうかな→思ったよりも綺麗に撮れている→他にも撮りたいな

そんな風にして、少しずつ外へ出れるようになった

今も完璧には治っていないけど

カメラが、私を少し成長させてくれたのかもしれない

その後、復職の支援場でパーソナルカラー診断を受けた時、鏡の前に座り、数人に見られながら自分に合う色を探すのに耐えられず、その場で泣き崩れた

人前で自分の容姿を見られることに、耐えられなかった

だけど、それを伝えようにも言葉にしたら馬鹿らしく感じてしまって、何も言えなかった

トイレにこもって更に大泣きしてから、冷静になって帰宅した

その時、私が思う以上に容姿を受け入れられていないことに気付いた

 


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私は醜いけど、そんな自分を受け止めたい

いつか、自分のことを世界で一番愛していたい

今の自分を受け入れたい

太っていても、肌が荒れていても、お洒落じゃなくても、誰かに笑われても、ひとりぼっちでも

私のことを私は愛せるかもしれないから

 

今はとてもじゃないけど、愛せない

心の状態が悪い時は、自分の容姿を思い出して、気持ち悪いから消えて と願ってしまうけど

いつかはきっと、愛せるように